ソムリエ猫

猫とご陽気者 

ワインからセシウム

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[E:cat]へ??セシウムって虫?

山形県産ワインからセシウムが検出されています。でも国の基準値以下なので問題はありませんが、気にする人も多いでしょう。私も気になる。
これがどこのワインか解らない所がまた気になるわけで。各ワイナリーで検査を行っている所もあれば、山形県ワイン酒造組合で行っている表も出ている。

どちらも基準値以下だが、多少の数値が出ていると、、特に葡萄の段階だとおそらく洗われる事なく皮ごと絞られるわけだから濃縮するであろう事は解っているわけで。
憶測でしかないが全てにセシウムが検出されるわけではないだろう。空気の中でも溜まってくる所もあれば低い所もあるのと同じで食品などでも部位によって違うと思う。
(我が家でも部分的に上がっても「まぁいいか」という時が多い)

ちょっと思いだしたのは山形県去年、年末に数値が高かった事。関連はないのだろうが、やっぱり気になる。

きっとワインを飲まれている方々は「フランスだって」と気になさらない人の方が多いでしょう。そうそう未だにヨーロッパもチェルノブイリの汚染が残っている場所もあるし。当時のワインはしっかりセシウムが検出されているので既に沢山飲んでいるわけです。
セシウムの濃度でビンテージワインが本物かどうか栓を開けずに鑑定する方法が活用されているとか。
核実験が盛んに行われるようになった1950年代から濃度はどんどん増えていき、核実験禁止条約前の1964年でピークその後大幅に減少。チェルノブイリ原発事故で1986年に一時的に上昇。
日本のワインもこんな鑑定をされない方がいいわけで。それにはきれいな日本にしてほしいのです。
春に行ったアメリカでも決してクリーンな訳ではなくてワイナリーでも東京と同じ数値が出ている場所もあるし、核のある場所は多少なりとも汚染されているので、気にしていたら何も飲めない、食べれなくなるわけです。

脱原発。がれきの受け入れ。いろいろ思いはあります。いろいろな方みたいに詳しくはないし、個人的な意見ですが、がれきも線量が検出されなければどんどん受け入れて早く解決するべきとは思う。でも、業者や政府が信用できないんですよね。おそらく混ざってしまうとか、処理の仕方に問題があるとか、今までの対応がやっぱり信用できない。それでも被災地を思うと早期に。とおっしゃる方も多いし、原発推進派の方もいらっしゃるでしょう。

実は最近まで推進派の人が居るとは思ってもみなかった。推進派は皆さん利益を得る人だけだと思っていましたが、デモに出て推進派も居たり、脱原発に対して意見を言っている人も多くて。え?と思っています。
福島出身の父でさえ(お墓を福島の予定だった)「今更田舎には帰れないし、電気代が上がっても困るし、もう先もないから」と稼働してもいいんじゃないかという意見。確かに多い意見かも。

北海道電力がこの冬の電力量に対してのお知らせを出した事に「反原発か生命か」という記事を投稿した人が居たがその事に対してもいろいろな意見が交わされている。
経済や電気を考えるといろいろな意見があっても良いとは思うが、このままだと安心して住む場所がなくなってしまう。日本だけの問題じゃないとわかっていますよ。でもまずは自分の住む日本をきれいな土地にしたいから脱原発を推進しています。
海外の友人に2年前みたいに「新鮮で美味しい食べ物と歴史のある日本に遊びにおいでよ」って言えるように。

そうそう、不思議に思っているのが、気がつかないだけかもしれませんが、オーガニック関係やワイン関係の人って原発に対して意見をあまり言っていないような。。。何かある?
自然に対して一番関心があってよさそうだけど。

赤ワインの抗酸化作用、被ばく治療にも効果か
こんな記事もある。
美味しいワインが飲めればストレスも解消。幸せな気分になるので、結局飲みますけれどね。