ソムリエ猫

猫とご陽気者 

「みどり」という名の税金

以前から何度も疑問で書いている横浜市のみどり税。
横浜市の皆さ〜ん

横浜市のムダ

昨年12月にまた5年の延長が決まりました。「900円でみどりが増えるならそれくらい」という人も居るかもしれませんが、この使い方、そして「みどり」といういかにもエコな名前の元での徴収が許せない。

街路樹整備もみどり税からのようで、「みどり税」は緑を増やすための税金の超過課税のはず、樹木の剪定に使用しています。本来の税収でやるべき仕事。

昨年問題になっていた「食育フェスティバル」ん、何それ?イベント好きの市長。膨大な経費を使って利益をまったく出せていないイベント数々。これにもみどり税が。

ブース内業務委託(17万円)ブース設営業務委託(11万6410円)
パネル製作委託(9万9215円)

「よこはま食と農の祭典2012会場設営・運営等委託」(88万2千円)
「森の中のプレイパークイベント運営委託」(68万1450円)など
イベント関連の事業が多数並ぶ。
「農薬飛散防止ネットの設置補助事業」はみどり税から8700万円

農地への不法投棄対策や保育園・幼稚園の園庭芝生化などにも使われてきました。

そして横浜市HP「人生記念樹 配布のご案内(財)横浜市緑の協会

入学や結婚記念や就職記念や米寿などなど、人生の節目に申し込みをすると、サツキやアジサイキンモクセイなど9種類の中から、苗木を無料で送ってくれるというもの。

は?木を送られるよりも高齢者のバスのパスを値上げしてほしくなかったし、年金生活の人には負担額を減らすとかした方がうれしいだろう。それに失礼だが高齢で庭木の手入れも大変だろうに。

そしてこの記事を書くにあたって驚きが、、(財)横浜市緑の協会 は?これってもしかしたらみどり税で運営してる?もしや天下りという受け皿だったりして、と疑問数々。 HPを見てると血圧が上がってきます。

みどり税が市民に浸透していないという意見に対して、「では広告としてみどり税から財源を」と平気で発言する方々、植木屋さんの車に緑促進のステッカーを貼ってみたり、これもみどり税。そして道路を作り緑は伐採、そこへみどり税で街路樹整備。変だと思いませんか。

横浜市のみなさ〜んで書いた 「舞岡地区まちづくりプラン」現在森を切り崩し道路を建設中。そして脇の森林も切り崩し公園が、、

Img_1940d 「舞岡公園」という大きな公園があってその真横に小さな公園はいらないでしょ。

振り返るとすでに出来て、つながる道路。

Img_1942d 昼間でも車少な〜い。ここも公園脇で自然がいっぱいだったのに、、便利さも必要だがこんなに広い道路いらないでしょ。

この道路から駅へつながる道も現在拡張中。

Img_1933d 緑がもっと手前にせまっていたのに、ここも切り崩されて。振り向くと山を崩してマンション建設中。

Img_1932d 解りづらいのですが、二股に道路が別れ、その中心にベンチを設置。ん?道路の真ん中でベンチに座ってゆっくりするか!花壇なんかも造っちゃったり、もしかしてみどり税?

「樹林地を守る」「農地を守る」「緑をつくる」の3つの分野からなる横浜みどりアップ計画の新規・拡充施策に取り組んでいます。と市税のページに。

この舞岡という地は農家が多く、横浜野菜とハムの直売所もあります。以前は良く利用していましたが、脇に大きな道路がある農家の野菜を買おうとは思いません。し、両脇道路でマスクを着用して健康のために公園を歩くなんて変でしょ。

森を崩して道路が出来て便利→緑が無くなった→街路樹整備

これは違うでしょ。

森を歩くとヘビが出たり、カエルの声を聞いて田んぼに水が入った事を知り、夏にはカブトムシを見つけて喜び、カッコーやウグイスの声を聞いて季節を感じるような自然を維持するのがみどりの保護じゃないだろうか。と私は思うのですが、、