ソムリエ猫

猫とご陽気者 

「要介護認定」しました。(国立競技場で立ち退き)

父が入院して1週間と少し。内視鏡手術だったので予定では10日で退院のはずが、昨日やっと一口の重湯を口にする程度。
まぁ3度の手術でお腹の中は何もなく、レントゲンを見てもどうなっているのかさえ解らない内蔵なので、回復が普通の人よりはかかるだろうとは思っていたが、、
気はしっかりしているが、今後暑い中を20分ほどかかっての徒歩での通院は無理だろうと思い、「要介護認定」をしてはどうかと。

始めての試みだし、違う市なのでどうしたら良いのかも解らないので、とりあえず電話で聞いたところ書類を近所の支援センターへ相談して出せば良いという事で。
母が書類を出す事になるので、普段尋ねて来る民生委員さんに相談してみては、と言った所、即その方がセンターへも連絡、病院へ調査員も来てくれてあっという間に書類を提出してくれました。後はお役所の仕事が早いかどうか、さて、いつ認定になるかが問題ですが、、

いやー地域の力は頼もしい。さいたま市へ越して5年、かなりの歳での引っ越しを嫌がっていた母ですが、越した年に自治会の委員をやらされ、そこで民生委員の方とも友達になっていたらしい。
社交的な母だから良いが、今回の事で国立競技場の立ち退きを思った。
いくら次の住処を用意されても高齢の引っ越しは大変だし、地域のつながりも新たにつくるには大変な事です。
そしてこの事は表に出ず、きらびやかな新しい構想と展望しかニュースにならない日本ってどこかの国と一緒じゃないだろうか。

さて今話題のサッカーワールドカップ、楽しむのも良いが裏の面もしっかり見てゆこう。

五輪決定の陰で「2度目の立ち退き」、国立競技場の建て替えで
霞ヶ丘アパートの立ち退きは、住民にとって「寝耳に水」な出来事でした。