お正月にテイスティング
新年2日、友人宅でテイスティングです。
このグラスの数、いったい何人来るのかと言うと、6名です。さて、何本飲むでしょうか?
同じような作り方で同等の値段の物を各組でブラインドテイスティング。そしてそれぞれの組の中にワシントンワインが1本入っています。
それぞれランキング(好きなワインはどれか)と感想をいろいろ。
まずは白から。最初に3本をブラインド、その中でランキング。その後2本をブラインドどちらが好きか。そして5本でランキング。
さてその5本は。
これに合わせておつまみも。アーモンド、レモンの皮揚げ、サーモン、ベーコン。食べてまたワインの印象はどうか?何がどのワインに合うか、合わないか。レモンは万能でしたね。議論をよんだのはAワラワラのカンフーガール。日本向け、アジア向けらしいのですが、サーモンとはちょっと、飲んだ後に刺身という感じもなく、これは中華が良いのではと言う事で、年末に食べていたチャーシューに合わせてみると良かったです。中国向けか。
こちらも最初4本でランキングでしたが、あまりにもどれも美味しく似通っていて。まぁ、この時点で酔ってしまってわからなくなっているのですが、一応順位を付け残りの3本も含めてのランキングになりました。赤は時間が経つと変わってくるので、迷っているうちにベロベロです。
食事は生ハムの中にイチジク、牛肉に大根おろし+ワサビ、ラム、ポルチニ茸。
きのこは何にでもOK,意外だったのが、ラムがオーストラリアのワインにいまいちだった。牛肉も和風よりこってりソースがシラーには合うみたい。日本の食事だったら何が合うか、タレの効いた焼き鳥?
グラスが並んで、飲める人とまったくお酒がダメな人との好みも別れ、年齢の好みも違って、でも料理に合わすワインの内容は決まってくるなどなど、非常に興味深い会でした。
そして最後にエチケットだけで判断するならどれか。判断の材料がなければエチケットで購入しますよね。それにこのエチケットって造り手のセンスもあるような気がするし。今回2つに分かれました。オーソドックスなおもむきのあるタイプとシンプルだけど今風な感じが好きな人と。
魚介類と牛肉でゆっくり食事をしながらまた飲み直しなのですが、またまたワインの味も変わり、ランキングも迷ってきてしまいます。
最後に友人のお母様が自分の生まれ年のワインを開けて下さいました。死んだ時に皆で飲んでもらうワインだそうで、2本購入して、1本を今回開けて「これなら大丈夫」と納得。素敵ですねぇ〜。私も買っておこうかしら?でも2本はとんでもないような、でも美味しくなかったら、死んでから皆に申し訳ないし、、、などなど、正月早々、生前葬の話をしています。
結局ブラインドでは全部で12本。最後に全部の中でどれを買うか?う〜んどれも美味しくて悩む。それにその時の食事も、出会いもあるし。
日本でワインの知識のない人がワシントンワインを買うかどうかの論議もあったり、私は「イチローが美味しいって言えば皆、買うかもよ」と言ったら、「シアトルはワシントン州だって知らないんじゃない」という意見も。確かに[E:think]。ワシントンと言うとワシントンDCって思う日本人の方が多いのは確かですね。
いやー正月早々飲んだ、飲んだ。[E:wine]
そうそう、着物で行ったのに着物の写真がないのはどうしてだろう[E:coldsweats01]