ソムリエ猫

猫とご陽気者 

鳥越神社祭り

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先週は鳥越神社のお祭りでのお仕事でした。毎年の事ですが、下町生まれの私にはお神輿は興奮する。
担ぎたい人が多いがお祭りの行事も少なくなってきているようで、この時ばかりは皆さんキリッと粋に見えるから不思議。まだまだ血の気の多い若者が多いんだと少し安心もしたり。
Img_1333t 今年の手古舞は姉妹の2人だけ。外を歩けば、おじさん、おばさんが声をかけて、近所で育てているという雰囲気がまたいい。素直に育つのでしょうね。親御さん達も準備やお礼、付き添いと大変です。下町へお嫁に来ないで良かったとこの時ばかりは思います。みなさん、食事の世話などで大変そう。

Img_1338t 女性だけで担ぐお神輿もいいですねぇ。髪をキリッとまとめて、ハチマキをして。

三社祭も同じだが、上半身裸でキマタ姿の男性の姿が見られないのが残念だ。刺青に担ぎダコが見られたけど、暴力団排除条例の影響だろう。ファッションで入れるタトゥーは嫌いだが日本の刺青は文化だと思うんだけど、、

祖父は深川でいわゆる虎さんのような商売、テキ屋を取り仕切っていたが、刺青はしなかった。祖母は「痛がりだから」と言っていたが、肌が白くきれいだった祖父の元には入れさせて欲しいという刺青師がよく尋ねて来ていたようだ。今も刺青師は存在するのだろうか?戦中は若い衆のおかげで疎開先や闇市と助けられたと話も聞く。あの頃はまさに義理と人情が美談の時代。下町へ行くと時折感じられる人情にうれしくなるものです。やっぱり日本はいいなぁ〜と思いつつ、横を見ると警察官と機動隊の膨大な人数。この日に合わせて反原発デモを国会議事堂ですればいいのではないかと(全国から呼んでも警備するか、、)今の状況にちょっと寂しさもあったりして。