シャンパーニュからのお客さま 山梨〜居酒屋
友人宅にシャンパーニュからバロンアルベールの経営者、ワイン醸造家のご夫妻がいらしていたので、山梨のワイナリーへ案内しました。
日本は初めてで、山梨の畑を見たいとの要望でした。
この日は朝から雨[E:rain]でしたが、畑を見ている頃には雨も上がりましたよ。[E:cloud]
早朝からお願いしておいた「山梨ワイン」です。
フランス語が流暢な野沢さんに感謝!感謝!
葡萄畑はもちろん、他の植物にも興味津々。
2軒目は「丸藤ワイン」 こちらもお忙しい中やはり流暢なフランス語で社長の大村さんが対応して下さいました。
実は皆さん忙しいので、始めは普通に見学をしていたのですが、さすがは醸造家どんどん機械の置いてある所まで入っていっては作業と機械を眺めていました。
作業をなさっていた皆さん、嫌な顔ひとつせず気にして下さってありがたい事です。
お昼は友人に聞いた「いしはら」でほうとうです。ここの建物も庭もお気に入りの様子でした。
お店に無理を言って、都農ワインのキャンベルアーリーを持参したので、日本の泡物も飲んでいただきました。
山梨では有名な「もつ煮込み」ですが、ここのもつ煮込みは塩味で濃い感じがしません。
フランス人もびっくりの美味しさで、夢中で食べていました。
「ほうとう」もお気に入りだったようです。座敷に座り、上手に箸を使って、何でも興味を持って食べています。帰りに「いしはら」のおかみさんが「食べれたかしら?」と気にして下さっていましたが、汁も残さず、かなりお気に入りの日本食の一品になったようです。
「シャトレーゼワイナリー」で工場長の戸澤さんによる説明と試飲です。
泡物を作っているワイナリーを見せたいと思い、友人にアポをお願いしました。
こちらで私達も教えていただいたのが、テイスティングを数種した汚れたグラスに泡を入れても淵にきれいな泡がたつのは良い泡物だそうです。良くできているとお誉めの言葉でした。
予定外でしたが彼らが東京のインポートで会ったマンズワインの方から名刺をいただき、是非寄ってほしいとの事で「マンズワイン」へ。
さすがは大手。でもここでの試飲は長野の「ソラリス」でした。長野でも何度か有料試飲をさせてもらっていますが、確かに美味しい。でも値段がねぇ〜。
午後になり時差ボケと疲れも出て来たので、お茶をしがてら「甲斐ワイナリー」へ伺いました。
こちらではわざわざ雨戸を全て開けて下さって、家や庭を見せていただきました。時差でお疲れの目がキラキラしてましたよ。その間私達は試飲です。
「新田商店」でも今回の事で相談させていただいていたので、寄らせていただきましたが、こちらの酒屋さんで日本酒に興味が湧いたようです。
最後に「グレイス」へも寄りたかったのですが、すでに17時をまわっていました。残念ですが次回のお楽しみに。
夕食の予約を入れていた「ミルプランタン」
「機山」の甲州種のスパークリングです。
その後、前菜と共に「グレイス」のシャルドネを1本
私達は子羊と豚だったので、「ダイヤモンド酒造」のベリーAで。
飲んでいたらバロンさんも飲みたいとオーダーしていました。バロンさん達は初の「めんたいパスタ」を食べていましたが、初めての物でも平気でトライしています。後日の居酒屋でも「梅茶づけ」納豆も食したそうです。
我が家で購入したワインですが、バロンさん達もかなりの本数を購入。甲州とベリーAでした。日本のワイナリーや建物に喜んでいましたが、私達も後でいろいろ意見を聞けて非常に勉強になりました。
樽の生産地の見分け方や各ワイナリーの瓶づめのタイミングの違いの話などはさすがです。
この一番忙しい時に丁寧に対応して下さった山梨の方々には本当に感謝です。
後日バロンさんのご招待という事で、横浜の居酒屋で日本酒テイスティングとなりました。北から南までの日本酒をおいしそうに飲まれていました。
この時にバロンさんのワイナリーの写真を持って来られて、いろいろ説明をしてくれました。広大な畑、側に川が流れていて、側面は山の傾斜と理想の土地です。カーブはおじいさまが手で掘って作ったそうで、常に14度とこれもうらやましい。機械も大きく、ビンを自動で廻す機械や、とにかくすごい。大手だけども今回のワイナリーを巡ってやっぱりワインに対する知識や味覚、造り手としてのこだわりは感嘆しました。フランスへ行かなくては[E:heart04]